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Vol.3 阪口興産は優秀な「車」です

今回は斧取締役にお話をお聞きします。
管理部門の責任者ながら営業経験もあり、経理と営業という2つの視点から会社を管理されています。

「学ぶ姿勢を持ち続け、早く、そして正確に」管理本部参与 経理ユニットリーダー 斧(おの) 光夫

経理ユニットはスタッフが何人いるのですか。

現在経理スタッフは1名です。そのスタッフに私のサポートと通常業務を任せながら、会社全体の経理と財務を見ることになります。

スタッフが1名とは少なくはありませんか。

通常業務でありますと問題はありませんが、経理の業務は、とかく多忙な時期が限定されることがあります。つまり年度末を向える3月~5月に掛けてが非常に忙しくなります。とくに4月から5月前半はほとんどお休みが取れないほどですね。

それほどお忙しいのですか。

実務は、私の担当ですので、一人で捌かなければなりません。もちろんスタッフにサポートとして資料作りなどを頼むことはできますが、主要な部分は私の担当になり、どうしても時間が足りなくなります。弊社では、他の会社と同じように税理士の先生に御頼みしていますが、基本的には財務書類関係は自分たちで作成しています。先生には出来たものをチェックして助言をいただく程度です。本来、自分たちの財務内容は自分たちが一番理解しておかなければならず、主体はわれわれでなければ、わが社の財務データにはなりえません。それを税法上の解釈に則しているかどうかを税理士の先生にチェックいただきます。

それは大変ですね。

通常の決算報告のみならず、経営戦略としての中期計画が各部署から2月末までに提出されます。それを取りまとめて3月いっぱいで事業計画書の報告書作成も手掛けなければなりません。3月~5月にかけては、同時に4つぐらいの報告書作成が平行して行われるのです。

同時にいくつもの業務をさばくコツはあるわけですか。

やはり段取りよく準備して置くことです。準備を怠ると混乱することになりますので、先に先に手を打っておくことです。また、相手の立場を理解することも仕事を進める上では重要なことです。いままで私は、経理畑だけでなく、営業も経験しました。経理管理部門の人間は、とかく営業スタッフの考え方がなかなかわかりにくいことがあります。営業スタッフは売上げ達成のプレッシャーと苦労と戦っていますが、経理部門は結果としての数字しか見ません。そにはミスマッチが生じやすいのです。私は両方を経験しているので、どちらともの立場や考え方に理解ができます。

営業のフォローもできる管理本部ですね。

いやわかるのは気持ちだけでして・・・(笑)。営業部門の業務展開や中期計画については、しっかりと対話をしながら、自分の経験を元に理解を深めるようにしています。会社の方針として、営業部門と管理部門を近づけて、高い相乗効果を期待しているところがあります。私は、会社は車だと思っています。会社というボディの中で、社長がドライバー、営業がエンジン、経理管理がガソリンの役割を担います。いくらいいエンジンを積んでいても、粗末なガソリンでは意味がありません。どれもが高水準であり、密に連携しあって三位一体とならなければ、いい車とは呼べないと思います。運転手の思うままに、ハンドル操作やスピードアップや燃費効率改善を実現できなければ、車としては不合格です。

なるほど。経理管理は会社の女房役です。その業務に対して斧さんが気をつけていることはなんですか。

これはすべての仕事に通じると思いますが、「早く、そして正確に」が大切です。もともとせっかちな性質でして、どんどん進めて行かないとイライラします(笑)。しかし、ただ急いでやればいいというものではなく、とくに数字を扱う仕事ですから正確であることが必須です。それと、常に「学ぶ姿勢」を持ち続けることです。財務の仕事は毎年同じ作業の繰り返しですが、税法上の改正は毎年のように行われています。今年正しかったことが来年間違っていることもあります。そのためにも、常に税法のプロに負けないように知識を高めておかなければなりません。財務書類を作る立場として、「学ぶ姿勢」を怠っていては業務そのものに支障をきたします。

いつも最後に聞いている質問なのですが、阪口興産のいいところはどこですか?

従業員一人一人が、会社の目指す方向と、同じ方向へ進んでいることです。大規模な会社ではなかなかそうは行きませんが、この規模の会社であればそれも可能です。とくに阪口興産では、会社の方針と、個々の社員がうまくマッチしていて、優秀な「車」になっています。それがいいところだと思います。

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